屋根ペディア

屋根の疑問解決! 屋根に関するの用語をお調べいただけます。
これから工事をする方もそうでない方も是非ご活用ください。

廂、庇(ヒサシ)

廂、庇(ヒサシ)とは、
①ヒサシは古い日本建築ではモヤ(身舎、母屋)の外側に、さらに柱、壁を設けてモヤの屋根とヒサシの屋根を連続させる構造がありました。この付加的に設けた部分をヒサシ(廂) と呼びます。

広小舞(ヒロコマイ)

広小舞(ヒロコマイ)とは、木造建築の軒先に取り付けられる横木を広小舞といいます。古建築の茅負(カヤオイ)を簡略化したものです。垂木の軒先先端の上側に、取り付く板です。しかし、屋根が瓦葺きの場合の広小舞は扇平な台形をした長押挽(ナゲシビキ)という部材になります。

葺足(フキアシ)

葺足(フキアシ)とは、屋根の瓦、杉皮や波形石綿スレート葺きなどは、雨水が流れる方向に沿って水が侵入しないよう重ね合わせながら葺かれます。このとき、上に重なっている瓦の水下側の端から、その水上側と重なっている瓦の水下側の端までの距離を葺足といいます。

しかし、金属板葺きの場合は、葺足とは言いませんのでご注意ください。

宝珠(ホウジュ)

宝珠(ホウジュ)とは、宝珠とはもともと宝の玉という意味ですが、建築とりわけ古建築には、建物の一部の部分の名称となっています。方形、六注、八注などの屋根の最頂部には屋根面が一点に集まるので何らかの雨仕舞いが必要です。例えば摺鉢状のものを伏せたままでもよいでしょうが、この雨仕舞いと装飾を兼ねたものを宝珠といいます。
相輪は搭の上に設けられますが、宝珠は高さの低い建物に取り付けられます。
通常露盤を設け、その上に宝珠を置きますが、宝珠は単に玉状でなく火焔(かえん)や水煙(すいえん)のデザインの彫刻板が付けられます。火焔の付いたものを火焔宝珠といい、水煙のものを水煙宝珠といいます。その意味は相輪と同様です。
この他、宝傘という傘を付けたもの、伏鉢のあるものなど多様で、相輪よりも変化に富んでいます。

枕座(マクラザ)

枕座(マクラザ)とは、波形鉄板やプラスチック波板を屋根に葺く場合、波の山をフックボルトで締めつけて止めます。このとき、締めつけ方が強すぎると山が低く潰れますし、緩く締めるとボルト孔周囲の水密性が不足して、雨が漏る原因となります。つまり、適当な締めつけ力で締めることが要求されます。しかし、それは非常に難しいことです。
そこで波板の下に、波形に合った硬い座金を置いてボルトを締めると上のような問題が起こらなくなります。この波形の座金を枕座といいます。またサドルともいいます。
枕座は、母屋と波板の間にただ差し込んだだけでは、後日脱落するおそれがありますから、ボルトを貫通させ脱落を防ぎます。枕座を用いると、ボルトの緩みも防止できます。

枡(ます)

枡(ます)とは、竪樋の頂部に取り付けられた方形か長方形の箱状の部材を「枡」といいます。また「桝」の字を当てることもあります。使用する位置関係から見ると、軒樋と竪樋の接点で、雨水の流れが変わる箇所で一種のバッファーの機能と、樋内部の掃除を容易にする機能もあります。
また、呼樋と竪樋の接点部に設けて、雨水の流れ方向と水量を調整する枡があります。特に2本の呼樋が集まる場合の枡のことを「寄枡」といい、なくてはならない枡です。なお、装飾的に作られたものを「飾り枡」といいます。

松皮菱(まつかわびし)

松皮菱(まつかわびし)とは、組棟に装飾の目的で用いる役瓦の一種です。
元もと松皮菱は我国古来の文様の一種で、組み上がった形は図のように、菱型模様となります。

マンサード屋根 (マンサードやね)

マンサード屋根 (マンサードやね)とは、寄せ棟屋根や方形屋恨の各屋根面を途中で下方に折り曲げた形の屋根をマンサード屋根もしくは単にマンサードといいます。
この屋根は、上の面の勾配は緩やかで、下面は急勾配とします。それは天井裏の空間を大きくして部屋として利用するためです。
牧場の家畜舎の大半は1階が家畜を飼うスペースとし、2階は飼料の保存などに当てられています。

箕甲 (みのこ)

箕甲 (みのこ)とは、社寺建築や数奇屋建築の屋根に見られるけらば部分の特殊な納め方となっている部分を箕甲といいます。または簑甲とも書きます。
箕甲は図1のように、屋根面と破風板に高低差が生ずる部分を指している。ところが屋根地と破風板上端の垂れ(通常このような曲線は、棟と軒先に糸を張り、その糸を下方に垂れ下げて曲線の各位置を出す)寸法は流れ中央部で大きく、軒先と棟部でもっとも小さくなります。
箕甲の曲線は独特な美しさを持つもので一文字葺きでも美しく仕上がるし、その他檜皮葺きや?葺きでも綺麗な線が得られます。
一文字葺きで箕甲を葺くと図2のように葺き上がります。箕甲の上部の葺き板は、鬼の中心を芯として円弧状にはぜを仕上るのが正しい。

目違い (めちがい)

目違い (めちがい)とは、目違いとは、例えば同一面に取り付けられる予定の板が何かの理由によって段違いになった場合のことを「目違い」といいます。
また屋根工事の場合、心木なし瓦棒葺きの下地に木毛セメント板の継手の線が不揃いになるようなときに目違いと称しています。
屋根には直接関連はありませんが木造建築の仕口の一種に「目違い入れ」がありますが、これは接合面に突起をつけたものです。

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